極度の疲れは体だけではなく、精神的倦怠感も生じることがあります。集中することや気分を制御することが難しい場合には、鉄分が欠乏していることが考えられます。3
粘土、土、灰、糊など、食物以外のものが食べたいと常に感じているならば、その欲求に屈しないで医師の診察を受けることが大切です。
鉄分不足で最もよく見られる症状のひとつは、氷を食べたり噛みたいという欲求です。常に氷を噛んでいると歯や歯茎がダメージを受けることがあるため、治療を受けることが大切です。2,10
安静時に脚を動かして不快または異常な感覚を取り除きたいと感じる場合は、むずむず脚症候群かもしれません。この感覚は、かゆみ、熱感、または虫がはう感じとして説明されることがあり、睡眠に影響します。2,12
体温維持が難しかったり、手足が冷えやすい場合、鉄分が欠乏しているかもしれません。13
髪の毛がごっそり抜けるか、いつもよりも多く抜ける場合、鉄分不足のサインであることが考えられます。2,6
爪の色、形、質感に異常があれば、鉄の欠乏が原因として考えられます。特に、爪の中央がへこんで縁が持ち上がり、スプーンのような丸い外観となることがあります。2,7
鉄分が欠乏すると、顔面蒼白となることがあります。これは、顔、爪、口内、瞼の内側で顕著に見られます。下まぶたを引き下げて、裏側が非常に薄いピンク色か黄色に見える場合、鉄欠乏性貧血かもしれません。2
あざのできやすさは、以前から鉄分不足と関連付けられています。8
口内炎(痛みがある白い斑点が口の内側にできる)はさまざまな理由で生じますが、鉄分不足のために口内炎が生じることもあります。9
思い通りに運動できなかったり、階段を登るなどの単純な動作で息切れする場合、鉄分が欠乏しているかもしれません。14
体内に十分な量の鉄分がない場合、風邪などの感染症に何度もかかりやすくなることがあります。15
頭痛の頻度が増えたり重くなっている場合、医師に相談して鉄濃度をチェックしてもらう必要があります。3,16
突然きちんと聞こえづらくなった場合、それには多くの理由があります。適切な診断を受けることが重要ですが、鉄欠乏性貧血が関係していることも考えられます。5
常に疲れ果てているか極端に疲れているという感覚は、しばしば倦怠感と呼ばれます。これは、鉄分不足で最もよくみられる症状のひとつです。疲れ果てているか、日課を行うエネルギーや気持ちがほとんどないのであれば、鉄分不足が考えられます。2,3,4
疲れ、気分が変動し、集中できないと、フラストレーションになることがあります。イライラを感じているならば、鉄分不足のサインかもしれません。3,10
ちょっとしたことを忘れることが多くなっていませんか。短期記憶障害の原因について医師に相談してください。鉄分不足が原因かもしれません。9
鉄分が不足すると、性欲減退および勃起障害につながることがあります。どちらかが生じている場合には、医師に相談しましょう。2
症状に関する詳しい情報については、このサイトの「鉄分不足の症状」のページをご覧下さい。
このサイトでは、一般の方々に理解して頂きやすくするために、「鉄欠乏症」を「鉄分不足」と表記しています。
あなたの結果: 0/18
- Cappellini MD et al. Iron deficiency across chronic inflammatory conditions: International expert opinion on definition, diagnosis, and management. Am J Hematol. 2017 Oct;92(10):1068-1078.
- Auerbach M, Adamson JW. How we diagnose and treat iron deficiency anemia. Am J Hematol. 2016;91(1):31-38.
- Fernando B, et al. A guide to diagnosis of iron deficiency and iron deficiency anemia in digestive diseases. World J Gastroenterol. 2009 Oct 7; 15(37): 4638-4643.
- Favrat B., et al. (2014). Evaluation of a single dose of ferric carboxymaltose in fatigued, iron-deficient women--PREFER a randomized,placebo-controlled study. PLoS One 9(4): e94217. eCollection 2014.
- Schieffer KM, et al. Association of Iron Deficiency Anemia With Hearing Loss in US Adults. JAMA Otolaryngol Neck Surg. 2017;(800).
- Trost LB, et al. The diagnosis and treatment of iron deficiency and its potential relationship to hair loss.J Am Acad Dermatol. 2006;54(5):824-44.
- Cashman MW, Sloan SB. Nutrition and nail disease. Clin Dermatol. 2010;28(4):420-5.
- Whitfield A, et al. Iron Deficiency Anemia Diagnosed in Female Teenagers. J Family Med Community Health. 2015. 2(7): 1058.
- Scully C. ABC of oral health: Mouth ulcers and other causes of orofacial soreness and pain. Bmj. 2000;321(7254):162-165
- Patterson A, et al. Iron deficiency, general health and fatigue: Results from the Australian Longitudinal Study on Women’s Health. Qual Life Res. 2000;9:491-497.
- Barton JC, et al. Pica associated with iron deficiency or depletion: clinical and laboratory correlates in 262 non-pregnant adult outpatients. BMC Blood Disord. 2010;10:9. doi:10.1186/1471-2326-10-9.
- Silber MH, et al. Willis-Ekbom Disease Foundation Revised Consensus Statement on the Management of Restless Legs Syndrome. Mayo Clin Proc. 2013;88(9): 977- 986.
- Brigham D, Beard J. Iron and thermoregulation: a review. Crit RevFood Sci Nutr. 1996;36(1040-8398):747-763.
- Jankowska E, et al. Iron deficiency: an ominous sign in patients with systolic chronic heart failure. Eur Heart J. 2010;31(15):1872-80.
- Beard JL. Iron biology in immune function, muscle metabolism and neuronal functioning. J Nutr. 2001:568-580.
- Fallah R, et al. Evaluation Efficacy of Ferrous Sulfate Therapy on Headaches of 5-15 Years Old Iron Deficient Children with Migraine. Iran J Pediatr Hematol Oncol. 2016;6(1):32-7.
Symptom Checker
Thank you for your interest in finding out more about iron deficiency and learning if you may have any of the symptoms.
Iron deficiency is more common than you think, but symptoms are often ignored or overlooked.
Let’s start